前回はストップウォッチについて触れました。
極めて重要なのでストップウォッチは職場で要求や、もし要求出来なければ持っていきましょう。
今回は、どのようにして改善提案を生み出すかです。
もちろん、ただ単に改善提案を作るのではなく、役に立たないといけません。
どのようにすればよいのでしょうか。
その方法はいたってシンプルです。
それは、その職場の困りごとや面倒なことを見つけることです。
例えば、
・昼休みのエアコンのつけ忘れが多い
→エアコンがついているかどうか、エアコンの先にひもをつける。
稼働しているならひもは動くし、稼働していないならひもは垂れた状態で、
エアコンがついているかどうか視える化する
・Excelの資料作成が難しい
→関数を使って使いやすくする、使いやすいコマンドをリボンに配置する
・設備のメーターが異常な数値を示しているかわからない
→メーターの適正な範囲を色づける、適正な数値範囲を示したシールをそばに貼る
などです。
特にExcel関連は、”数字の大小並び替えボタン”を知らなかったことで、
いちいちリストを印刷し、そのリストからある数字以下の物を特定するという作業が生まれがちです。
その職場固有の課題を解決しないといけないので、
現場の方に困っていることをきくと改善のネタが生まれます。
もっと、アイデアはないの?という方のために以下の2冊を紹介します。
私は、改善提案のために5万円分の本を購入したのですが、役に立つ本はほとんどなかったです。
わざわざ本を買う必要は無く、
①困り事を見つける、
②解説策を実施、
③ストップウォッチでどれだけ短くなったか示す
でOKです。
ちなみにストップウォッチを用いて時間を測定して改善を図るやり方は
”ストップウォッチ法”といって改善手段の一つとして定番らしいです。
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