英語や語学の勉強というのは実は危険な時間の使い方です。
英語の勉強といえば、英会話教室がCMで社会人の必須科目のような印象を与えようとしていますが
実際は必要になるときまで勉強する必要がないです。
英語や語学の勉強としては、2点大きなデメリットがあります。
それは 恐ろしく時間を要すること と それほど仕事に必要ないこと です。
英語などの語学を習得するにはかなりの時間を要します。
特になんとなく英語の能力を上げたいから勉強する程度のモチベーションでは
1日1時間の勉強もきつく、そしてその程度の勉強時間では大して効果がでないです。
1日1時間の英語を5年間勉強して仕事で英語を使い始めるのと、
1日3時間の勉強を1年間では
後者の方が英語ができます。
英語のスクールに通うと、だいたい週に1時間程度の勉強時間を続けることになり、
そしてその程度では大して効果が出ないでしょう。
それなら必要なときに集中的に勉強した方が効果は高いです。
もしも毎日1時間程度で習得できるのであれば、
中学校や高校で毎日1時間程度英語の授業があるのでそこでマスターしているでしょう。
逆に1年間英語圏で日本人いない環境で過ごした人がいれば、
その人はかなり話せるようになっているでしょう。
語学はどれだけ集中して勉強してきたかが重要になる科目です。
大学生でTOEIC495点を取得した時は、
英語が勉強できる人がうらやましかったですが、
そこからこつこつと勉強しましたが700点くらいまで。
毎日1時間の勉強を長く続けてきたのですが、とうとう700点後半にいくことはありませんでした。それから時を経て、ある時期、
2か月間平日は3時間休日は8-12時間勉強したことによって
TOEICは800点超えて830点取得しました。
集中して学習したほうが圧倒的に効率がいいです。
2点目は英語は大して必要ないことです。
入社時にTOEIC800点ありましたが、何の役にも立っていません。
周囲の英語できない人からすごいと思ってもらえることはあるかもしれませんが、
仕事に対して何か役に立ったかというと微妙です。
外国企業との連絡のやりとりはありますが、
そもそも業務上で扱う専門用語を習得していないので英語でももちろん扱えません。
そのため、英語の勉強よりも先に業務内容を覚える必要がありました。
大学院で英語の口頭発表をしたことがある人はわかると思いますが、
そもそも発表のわかりやすさはスライドのわかりやすさが大半を占めていて、
どんなに英語が流暢であってもスライドが分かりにくければ何言っているかわかりません。
この場合は英語のスキルより先にスライドのスキルを学ぶべきです。
業務が人並み以上の水準に達しており、
海外で勤務してみたいから英語を学ぶ!という意欲のある人なら
英語の学習の意味があると思います。
しかしそうでないなら、まずは仕事で必要なスキルを伸ばしていくべきです。
そして、英語を学ぶ必要があるという人でも
いつまでにどれくらいのレベルをとるのかを明確にして勉強すべきですね。
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