【大学院での研究】 分野毎の研究室に在室する時間について

概要

研究室にいる時間について書いていきます。

 

まず、研究室に来る時間についてですが、

研究室によってはきっちり来る時間が決まっている場合や

逆に9時や10時などいつでも良いという場合があります。

 

生活リズムは個人の自由が多く、

早く来て早く帰っても

遅く出て遅く帰っても

どちらでも良いという場合の方が多いです。

 

厳しめなところは拘束時間が明確に決まっていますが、

だいたいのところは明確には決まっていないです。

 

私は9時に来て18時に帰るようにしていました。

 

来る時間と変える時間に縛りは無いですが、

拘束時間としては暗黙の時間がだいたいあります。

その時間は合成と分析と理論など研究の分野によって全く異なります。

 

合成

合成とは新物質を合成するのをメインとするのが特徴で

物体の化学反応を待つため、非常に時間がかかる場合があります。

 

装置が稼働している間は安全上、人が見張っていないといけないので

深夜まで残る場合もあり得ます。

 

合成にはけっこう長時間の労働に耐えれる人が向いています。

また、合成も複数進められるほうが研究スピードも増倍するので

同時進行で進められる人が向いています。

あとは実験が丁寧な人が向いています。

 

分析

続いて、分析とは、合成グループが頑張って作ってくれた新規材料を測定したり、

今ある材料を組み合わせて物性がどのように変化するのかを見ます。

 

研究室にいるべき時間は合成に比べると少なく、

極論成果が出ていれば問題無しです。

 

パソコンの前にいる時間が長く、

実験している時間1に対して分析している時間は9くらいあります。

 

分析したプロット結果がどの理論に当てはまるか、

なぜそのようになるのかを考える方が重要になります。

勉強ができる人、

理論的考察ができる人、

ソフトウェアが得意な人が向いています。

 

理論

最後に理論とは、シミュレーションであれこれする人達で

分析のグループから実験する時間をほとんど無くしたような感じです。

 

より、勉強ができる人、

理論的考察ができる人、

ソフトウェアが得意な人が向いています。

 

ただ、合成がきつくて分析や理論が楽かと言うとそうでは無いです。

 

分析は研究に行き詰った時にあれこれ悩む時間が多く、

答えが見えない時が多々出てきます。

 

学会での発表なども、理論の考察が正しいかどうかが

多く訊かれるので頭はよく使うと思います。

 

まとめ

研究室に来る時間や帰る時間は自由なところが多いです。

拘束時間は合成>分析>理論 で多いです。

ただ、時間では無く、興味で研究を選ぶのが良いでしょう。

 

合成で世の中に無いものを作りたい!

という気持ちが強ければ時間が長くとも合成を楽しめると思います。

 

分析をして、最適な物を見つけたいという気持ちが強いなら

分析を楽しめると思います。

 

楽だから分析・理論の分野に進むというのは、

自由に研究出来るせっかくの機会を捨てているような気がします。

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