【大学院での研究】 研究室 1日の流れ

大学院での研究

研究室での1日の流れについて説明していきます。

過去、大学院生だった頃の、自分の1日の過ごし方を書いています。

 

9:00 研究室に来て、設備の立ち上げ。

9:30 メールチェック

10:00 実験開始

12:00 昼

13:00 実験結果確認、片付け、資料まとめ

17:30 次の日に実施することを決める

18:00 帰宅

 

というような流れでした。

 

設備の立ち上げに時間を要したり(スイッチON後安定化までに30分時間を要する)、

サンプル容器を冷蔵庫から出して室温に待つ待ち時間があるので

(温度低い状態だと結露しサンプルに水分が付着するため、容器の状態で常温戻しをする)、

研究室に来たらすぐに準備をしていました。

 

その後にメールチェック、返信をして

ちょうどいいくらいの時間が過ぎて実験開始可能となるため実験実施します。

 

その後は昼まで実験をして、昼食を食べた後

実験結果を取得しまとめ結果作業に入ります。

 

結果を見た上で、次の実施する項目が決まってくるので、

結果の取得と確認は同日に行います。

 

気になる結果があれば報告、

次の日に行うべきことにも悩んだら報告します。

たいてい相談は10分くらいで終わるので、先輩や助教も聞いてくれます。

 

そして、帰り間際に次の日行うべきことをメモして帰ります。

次の日に、そのメモの通り実験準備をすぐに開始できるようにするためです。

 

ひたすら平日の間にこのような日を繰り返すだけで、

論文5報と20回の学会に参加できる成果になりました。

特に深夜まで頑張ったり、などは無かったです。

 

研究は真面目にコツコツ行える人が強いと思います。

(研究に限らないですが)

 

この1日の流れ以外には

週に1回の教科書を深堀りする輪読会

週の研究進捗会を実施します。

 

他には学会前になると学会用の資料作成や発表練習をしたり、

論文書く成果が集まると、先行研究がどの程度まで完了して、

出た成果がどの程度新しいのかの再確認を行います。

 

あまり、同級生と雑談をして1時間過ごした、

というような研究に関係の無いことはしていませんでした。

(測定中の待ち時間とかには雑談していました。)

 

研究を進めていく上で何に何に対してどれくらいの時間を使ったのかは把握しておくと

何に対して効率化すれば良いのかが分かってきます。

私の研究記録・実績は、下記の本でまとめているので良ければご参考ください。

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