【助教授・教授へ】 研究が進んでいない学生の悪口は極力避ける

大学院での研究

助教や教授にとっては

研究が進んでいない学生には

ついつい発破をかけたくなるでしょう。

そして研究にやる気の無い学生は理解しがたく、

周囲の人に愚痴を言いたくなるでしょう。

 

というのも、やる気の無い学生というのは目につきます。

言われたこともなかなかせず、

目を離したらさぼっていて、

就活には力を入れて、

最後、大学院は卒業できる程度しか頑張らない

という風に見える学生を良くは思わないでしょう。

 

それでも、研究が進んでいない学生の悪口は言ってはいけません。

 

悪口を言うと2人にとって悪いことが起こります。

1人はやる気の無い学生のことです。

そのやる気の無い学生がますますやる気が無くなっていきます。

 

やる気が無い人は

自分の能力面を気にしている場合があります。

教授に悪口を言われていた、とわかると

ますますやる気がなくなります。

 

もしかしたら、

何かしら別の理由、家庭的なことや人間関係が元で悩みに気になってしまい

研究が手につかない可能性もあります。

それに追い打ちをかけるように、

教授に悪口を言われていた、とわかると

助けてくれる人がいないと感じ、精神的に参ってしまう可能性があります。

  

さぼることを自覚している人でも、悪口は逆効果になります。

愚痴を言うのではなく、直接本人に事情を聴いて

面倒だからさぼる、ということがわかったら叱りましょう。

相手が何を考えているのか、どのような事情になっているかわからないうちに、

悪口を言うのはやめましょう。

 

悪口は他にも影響を及ぼします。

2人目は、周囲の学生です。

あいつは全然研究が進んでないのに研究を進めようとする気配が無い、

あいつはさぼってばっか、

という愚痴を聴く側も

自分も少しさぼっていたら悪口言われる、

研究の進捗が悪くなったら陰で愚痴を言われる

と思ってしまう可能性があります。

 

また、悪口を言われている本人と、聴かされてる人以外も、

たまたま耳に入った学生も

自分のことなのでは?

と気にしてしまう場合が出てきます。

 

人間、1つのことしか集中できないので

そのようなことにとらわれ始めると目の前のことに集中できなくなります。

 

研究に限ったことでは無いですが、悪口は避けるべきで

助教授や教授と言った発言の影響度が大きい方々は、なおさらです。

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