【助教授・教授へ】 やる気のある学生にチャレンジさせているのか

研究室にいる学生は2:6:2の割合で

優秀な学生:一般的な学生:研究に合っていない学生

に分かれます。

 

それぞれの学生に対して、対応の仕方は変わってきます。

優秀な学生には、

うまくいくかどうかわからない

チャレンジングな研究テーマを任せてみましょう。

 

こつこつと行うことで出てくる研究業績も大事ですが、

チャレンジングなことをさせることも

学生の意欲を維持するのに必要です。

理由としては能力ある人間は自分の能力を形で示したいという欲求があるからです。

一方、確実に成果が出そうなテーマを優秀な学生に素早くこなしてもらい、

チャレンジングなテーマではそうでない学生に頼む場合もあると思います。

理由としてはうまくいくかどうかわからないテーマに優秀な学生に任せても

テーマ自体が悪ければだれが行ってもうまくいかない場合があるため、

そこは適当な学生に任せる、というものです。

 

ただ、だれが行ってもある程度うまくいく研究だと優秀な学生は飽きてしまいます。

もちろん、

チャレンジングなテーマだけを優秀な人に任せると

何も結果が残らないリスクもあります。

 

よって、優秀な学生に対して最も良い対応は

通常の成果の出やすい研究と

チャレンジングな研究を同時に行わせることです。

 

または、学生自ら考えた研究をやってもらうことも

学生のやる気を高めてくれます。

うまくいくと成果を出すことはもちろんのこと、

博士課程まで残ってくれたりします。

優秀な学生1人で、そうでない学生3人分は働いてくれるので

是非、優秀な学生のやる気を維持出来る環境作りをしましょう。

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