仕事を上手くこなすには、
まずは質よりも量を優先し、
膨大な量をこなすことで経験を積み重ねて質が高まっていく
という順番が必要になります。
はじめの段階で質ばかり気にしても先に進まず、
あれこれ悩む時間が多くなりがちです。
また、任された仕事に対して
早めにひどい出来栄えでも完成した資料を持っていけば
後からの添削で改善できますが、
締め切りぎりぎりでそこそこの出来栄えの、
修正箇所がいくつかあるものを持って来られても上司は困ります。
まず、すぐにやって、修正していくのを繰り返すというプロセスが大事です。
仕事を速く行うコツとしては
できる人の仕事を真似することが最優先です。
真似してうまくいった場合は、
~の仕事のやり方を真似したらうまくいきました!と言えば
マネしたことに対して不快に思われることもありません。
むしろより詳しくエッセンスを教えてもらえるでしょう。
ただし、
それほど社内に優秀な人がいない
優秀な人はいるが自分とは仕事で会う機会がほとんどない
などはあると思うので、その場合は本や動画で学ぶのが一番だと思います。
本などでは、まず自分ごときでは会ってもらえないようなすごい人でも
お金を払えば仕事の仕方を教えてもらえるので
いつでもどこでも学べます。
自分が読んできた仕事術の中でも特段におすすめな本を紹介していきます。
①速さは全てを解決する
1冊目は
全体像を素早く捉える手法です。
全体像を素早く捉える手法で
自分のストレスの低減に関して
コミュニケーションの問題に関して
英語や能力に関して
自分の将来について
転職したほうがいいのか
などなどのもやもやした現状をはっきりさせて
取るべきアクションを導き出します。
現状を知らないと将来とるべきルートが正しいのかすらわからなくなります。
この現状を知るというが大事になってきます。
自己分析する機会というのは作らないと一生無いので
時間をかけて取り組んでいくべきです。
今の会社に不満があって他の会社に転職しようにも
そもそも自分の現状がどのようになっているか知らないと
何をすべきか見えてこないです。
自分は何を好んで、どのようなことが得意で、悩みがちなのはどこか、
しっかり全体像を持って理解しないと同じ過ちを繰り返すことになります。
②ゼロ秒思考
2冊目は
速く仕事をすることに必要な要素を書いています。
速い仕事をする上での基本的な考え方
上司との進捗報告する際に、どんでん返しが起こらない方法
会議の時間を半分にする方法
メール術とメールではなく電話の方がいい場合の境界線の解説
など実際に仕事をする上で、時短に大きくつながる項目を取り上げています。
1冊目と同じ作者で、
東大⇒スタンフォード⇒マッキンゼーという経歴で
勉強や仕事の効率の高さがあるというのを経歴で裏付けしています。
③すべての仕事は10分で終わる マルチタスクでも仕事がたまらない究極の方法
3冊目は
仕事を要素分解して10分単位にして仕事に挑むべきと述べています。
方法は全体像を把握して、それを10分単位のタスクになるように落とし込む、
そして、どのレベルを10分として、
それを10分で終わらせるにはどのようにすればいいのか書いてあります。
例えば説明資料を作る、であれば
タイトル・写真・言いたいことのみ
ポイントを3つに抑えることで
10分で完成させるのが重要と書いてあります。
上司にその完成品を見せて相談した上で
より詳細を書くと間違えた方向性のまま進んだりしないで済みます。
ここで全体の方向性を間違えて、資料作成にかなりの時間をかけても
どんでん返しで全部作り直しということもあり得るので
ざっと作って見せる、
というのが重要になってきます。
足を引っ張る人への対処法など
仕事を10分で終わらせるのを阻む要因についての対策を述べているので
実際的な内容だと思います。
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