過去に勉強の基本的な方法を紹介する本について書きました
今回はそれのレベルアップ版を書いていきます。
集中力UPについて
過去記事ではどのような捉え方で、どのように勉強するのが良いのか
どれくらいの日数間隔で復習を取り入れたほうがいいのか
というのを書きました。
「紹介する本で勉強の方法は決まった。さあ、集中して勉強するか」
となった時に大事な
どうやったら深く、長く、瞬時に集中できるのかについてよく書いてある本を紹介します。
本の内容にはどのような食べ物を食べたら集中力を持続しやすいか、
コーヒーは集中力UPに寄与するがタイミングがあることなど
タスク(やること)は簡単な物からと難しい物から
どちらの方から取り掛かるのが良いのか
実は数十秒くらいの休憩にも効果が大きくある
などなど、普段の生活で取り入れやすい集中力UP事例がたくさん載っています。
科学的な根拠がある内容なので効果の点は心配しなくてよいと思います。
集中力というのを、
どれだけ長く多くのタスクを成し遂げたか
という方法で評価できるため
科学的に調べることは可能で内容に問題ないと思います。
能力のUPについて
続いてはどのようにしたら根本的に頭が良くなるのかです。
紹介する本ではどのような方法が最も速くスキルが上達するのか
という視点で書いています。
子供の玉入れの競技で
投げる場所から90センチ先に玉を入れるかごがあるとします。
以下の2組にわけて練習をしました。
①90センチの位置から投げる練習をする
②60センチと120センチの位置から投げる練習をする
普通に考えると、①のグループが目標と同じ行動をしているので
①の方が上達しそうですが実際は②の方が明らかに上達していたようです。
本番で初めて90センチ先に向かって玉を投げるのに、です。
理由としては多彩で頭を使う動きをしたほうが能力が伸びるから、です。
そもそもどういう方法で物事に挑むべきか
非常に参考になります。
限界能力のUPについて
続いては能力を限界以上に向上させる方法です。
これまで紹介した本通りのことをすれば
めきめきと能力は伸びると思いますが、
より大きく能力を伸ばそうとしたら本書の考え方や実践法が必要になります。
能力の限界を突破するには?
という問いに対して簡単に答えを言うと
昨日の自分よりも成長する、です。
例えば、腕立て伏せが10回できるとします。
よくあるのは20回を目標に取り組むと思います。
そして20回できるようになったら、
それ以降は20回だけを繰り返したり
やらなくなったりします。
しかし、昨日の自分よりも1回だけ多い回数を行う
とした場合はどうでしょうか。
はじめは、11回、12回と増えていき
20回を超しても21回、22回と続けられます。
100回を超えてもまだまだ続ければ、まだまだできるようになります。
3年間毎日したら1000回できます。
いきなり腕立て伏せを1000回目標にすると心理的に無理!ってなりますが
この方法ならできます。
他人との比較、目標回数ではなく過去の自分をライバルにすることで
能力は飛躍的に、他社の追随を許さないレベルになれるのです。
どうやって日常生活などに取り組むかは
本を読んで参考にしていただければと思います。
技術者としての勉強法
最後に技術者として参考になる勉強法の本を紹介します。
本書では意外な方法で簡単に外国語を習得する方法
若手を勉強するように仕向けるか
仕事での実験計画法の有用性
エンジニアとして知っておきたい科学的な教養
が書かれています。
特に実験計画法?と
実験計画法がなんなのか、
それってエンジニアに必要な知識か
分かっていない場合は仕事の効率が大きく上がるチャンスを逃している可能性があります。
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