ーーーー化学を社会人になって勉強し直す必要が出たーーーーーー
エンジニアだったら、物理と化学は避けては通れない分野。
物理は物の構造設計・加工・検査などで頻繁に出てきます。
用途が多岐にわたるため、学ぶべきことも多いです。
そして化学も物の材料・信頼性・安全性などで頻繁に出てきます。
AとBが反応するから気を付けるように・・・ なんてやっていると、
無限にあるのではないか・・・
と思ってしまうほどです。
通常のエンジニアは物理も化学も
自分の担当の細分化された専門分野を担当すると思いますが
それだと担当専門分野複合の現象が起きるとなった時、だれも予想つきません。
1人は全体的に知っている人が必要です。
ただし、化学で知るべき量は膨大。
そんなときの対処法を紹介します。
化学は幸いなことに、これだけ読めば十分という本が存在します。
それが以下です。
この本は高校レベルの化学+αの内容が
とてつもなくわかりやすく載っています。
タイトルの通り、大学受験の参考書ですが、 社会人の勉強としても最適です。
この程度で大丈夫か? と思うかもしれませんが、
大学の内容も一部入っているため、十分な範囲です。
そして、仕事で使う内容も、基礎的な化学現象を抑えればなんら問題無いです。
むしろ、一般的なエンジニアに 酸化還元の話の詳細はおろか、
専門分野でも無ければどちらがアノードかカソードかよくわかっていないでしょう。
紹介した本は、化学の基礎から教えてくれ、
なぜ、そのような現象になるのかも解説があり、非常にわかりやすいです。
例えば、 ドライアイスはなぜ面心立方格子を取るのか
高分子になるとなぜ非結晶領域ができるのか が載っています。
実際に本を買うとわかるのですが800ページあるので、
内容が薄いことよりも分厚すぎて読めないんじゃないのか と言った心配の方が良さそうです。
800ページとはいうものの、 まずは、自分が関係ある分野から学べば興味を持って学べるはずです。
値段は税込みで3000円以内で済むので、
これだけ持てば化学について困ることはない、という状態になれるので
一生ものの買い物としては得だと思います。
もしも、化学ってmolからわかんないや
という方がいたら以下で紹介している、Try itがおすすめです。
Try itは初学者でも学べるので、かなりおすすめです。
なんでそもそも1molで6.0×10^23個なんだっけ
とわからない方は見てみるとよいでしょう。
基礎があやふやであればYouTube Try itの動画から
ある程度身についてきたら紹介した本を使えば、
もう化学に詳しい人に早変わりです。
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