Kindle本を10冊出版すると、色々と分かってきます。
まず、どの分野が読まれやすいのかが分かってきます。
専門分野を多少変えながら出版してきたのですが
やはり基礎に近い分野の方が読まれます。
また、10冊も出版すると、ちょっとしたお小遣いを得られます。
生計を立てるにはほど遠いですが、
ちょっとした報酬をもらって贅沢するのも楽しいです。
それ以上に、Kindle本を書くこと自体が勉強になります。
本を書くときは、全体の構成を考えた後に本を書き始めるので、
その分野の全体像は何か?
を考えるようになります。
それを意識した上で専門書を読むと、
全体像と個々の繋がりが見えてきて
非常に勉強になります。
専門分野が詳しい人が本を書くのですが、
本を書くことで専門分野をより知ることができます。
学術界も准教授になったら本を書け!
という言葉がありますが、
ある程度の役職になると基本的なことは知っていないと恥ずかしいので、
本を書いて基礎を改めて身につけるというのは
頷けます。
Kindle本を出版したことある人は、
継続的に出版してみることをお勧めします。
労力の割に報酬が合わないと感じるかも知れませんが、
スキルを身につけるという意味では大きく役立ちます。
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