半導体・半導体プロセスを理解したい場合、
どのようにすべきかということについて述べます。
結論から言うと、私が書いたKindle本を読んでいただくことが
最も半導体の理解が深まります。
ただ単に自分の本を宣伝したいから、
という風に受け取られるかも知れませんが
そうではない理由を述べます。(もちろん、本は売れて欲しいです)
まず、今出回っている半導体の専門書は
素人が読んでも、とてもでは無いですが分かり辛いです。
というのも、半導体という分野は
高校までは簡単な紹介程度で深く習う単元では無く
それゆえ、分かりやすい参考書というのが無いです。
(大学入試に絡む場合は、予備校の先生方が分かりやすく説明してくれますが)
大学に入っても教授のよくわからない授業を受けるだけで分からず、
企業に入っても業務が専門に特化しているため、
半導体・半導体プロセスの全体を理解しているという人は数少ないです。
馴染みが無い分野というのが1つの理由です。
他の理由としては関わる分野が広すぎる点です。
インゴットの製造であれば、熱の知識、状態変化の知識、結晶の知識が必要で
リソグラフィ工程であれば、光学の知識、光硬化性樹脂の知識が必要です。
イオン注入はより分かり辛く、拡散の式、統計の知識、イオンに関する知識
質量分離の知識、電圧(電界)に関する知識、結晶に関する知識
などが必要になってきます。
他にも熱処理や洗浄、平坦化、エッチング、成膜、検査工程、クリーンルーム、静電気、後工程などがあります。
全部を知ろうとすると膨大な量になります。
それゆえ難しいです。
幸い、私の場合は大学院までで真面目に勉強してきたことをあって
科学が全般的に得意でした。
かつ、半導体に関わる企業に入社してから
10年程度設計で半導体プロセスの人達と関わって来たため
環境的に半導体や半導体プロセス全般のことを知ることが出来ました。
そして、毎週会社内で講義をして後進を育成している立場でもあるため
どこが理解し辛いのかというのをだいたい把握しています。
専門書を読んでも分かり辛いという思う部分があるため、
そのような部分を含めてわかりやすく書いたのが
以下の本です。
是非、手に取っていただければ幸いです。
・半導体
・半導体プロセス
・パワー半導体
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Kindle端末を持っていなくとも
スマホのアプリでもKindle本を読むことが出来るため、
気軽に読んでみてください。
もし、Kindle本を数多く読むのであればkindle端末をお勧めします。
Kindle端末はスマホよりも画面が広いため読みやすく、
防水機能や暗闇でも読めるライト機能があるので
夜の多少雨が降っているバスの待ち時間など、読める状況は増えます。
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