夏に体調が悪くなりやすい人は、睡眠の質が下がっている可能性が高いです。
睡眠の質は今や様々なデバイスで測れます。
私は指輪型のオーラリングと呼ばれる物を過去使っていました。
オーラリングを使えば、寝ている正味の時間、浅い眠りと深い眠りの時間がわかります。
夜中に起きた場合でも、
どれくらいの時間起きたのかは意外と覚えていないものですが
オーラリングを使えばその時間がわかります。
下の図は夏のある日(7/27)の睡眠時の結果です。
図の白色の部分が覚醒している時間で、色が濃くなっていくにつれて睡眠の質が高いです(画像の下図)。
図を見ると22:55に寝て、8:10に起きたことがわかります。
その間に何回も白色があるため、途中で起きていることがわかります。
この日は途中で2回くらい起きたと思っていましたが、画像をみると6回は途中で起きてますね。
しかも深い睡眠の時間が短い。
理由は簡単で、冷房をつけずに寝たので暑くて途中で何回も起きてしまいました。
しかし冷房をつけないのにも理由があって、冷房をつけっぱなしにすると寒く感じてしまうからです。
ただ、寒くならない状態で冷房をつけるようにすればよいことに気が付きました。
そこで、冷房を30度で設定して、送風を微弱にしました。
すると、下記のような睡眠の結果となりました。
これをみると、途中で起きている回数も時間も少なく、深い眠りの時間も多いです。
(記憶にないのですが途中で起きたみたいです。)
これって実はものすごい大切なことで、
体調に気を遣って食事する、運動をする、いい枕、マットレスを使うとかをしていても
肝心のところでミスると正味の睡眠時間は短くなり、睡眠の質も浅くなります。
今まで生きてきた中でずいぶんもったいないことをしてきたんだなーと思います。
冷房をつけながら寝ると電気代がもったいない!
ということを何回か言われてきましたが、そんなことよりも睡眠の方が何百倍も大切です。
同じ時間ベットについても、睡眠の正味時間と睡眠の質が高くなれば、
その後の運動、学び、感情どれをとっても豊かになります。
睡眠には一番投資しても良い部分です。
睡眠はそれほど大切なことなのに、電気代がもったいないから~、という理由で
睡眠の質を悪化させるのはもったいないと思います。
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