【大学院での研究】 学会での発表とは?

大学院での研究

研究を進めてある程度成果が出てきたら学会に参加できます。

学会は研究成果の発表の場で、自分が発表するのはもちろんのこと

他の人の発表も聞く事が出来ます。

規模や開催日数は学会により、

1日で終わるような学会もあれば、

1週間開催される大きな学会もあります。

 

学会での発表のメリットとして、

まず、学会で自分の研究を発表のために内容をまとめることで、

自分の研究の理解度が上がります。

また、自分の研究に関して議論することで

自分の研究内容の不足していること、

付け足したらもっと良くなること、

などがわかります。

 

研究のひとまずの目標は、論文で成果を書くことのため、

学会はその前段階の内容を議論すると思えばよいです。

 

研究室によっては

学会で自分の発表したら他の人に真似される可能性があるから

論文発行した後に学会で報告する、という場合があります。

そこは研究室のスタンスによって大きく変わるので、

研究室見学の時に学会への参加の気軽さは聞いてみるとよいでしょう。

(一応、学会に参加者には他の人の研究を勝手に真似をしてはいけない、というような注意書きはあります。)

 

学会に参加するまでの流れとして

・学会に参加するための応募、1~2か月くらい前からの要旨の提出

・学会前に要旨集配布

・学会会場に行き発表

となります。

 

応募は誰でも出来、参加費払えば発表しなくてもOKです。

料金は学生と一般人(と言っても関連企業の人なおが多いですが)で異なり、

学生は安く一般人は高いです。

 

学会参加費用を研究室で負担してくれるかと言えば、

必ずしもそうでは無い点も注意しましょう。

 

お金に余裕があるところなら出してくれますが

そうでない研究室の場合は自費です。

研究で頑張るほど損をするというようなことがないように

事前に研究室見学できちんとどういう研究室か把握しておきましょう。

 

研究要旨ではたかだか1、2枚を書くだけですが、

初めての場合は、かなり助教や教授に添削してもらうことになるでしょう。

何回も修正をもらうことになるはずです。

添削完了後、提出すればOKです。

 

学会開催の1週間くらい前になると要旨集が配布されるため

そこからめぼしい研究を見つけて学会当日に見に行きましょう。

 

学会の規模が大きければ、複数人別会場で同時進行で発表があるので

自分の発表時間と聞いておきたい発表が同時に行われたりするので

事前に研究室メンバーに気になるところを聴いてもらうようにしておきましょう。

 

学会での発表は主に口頭発表とポスター発表があり

ポスターの方が楽なので、はじめのうちはポスターだと思います。

 

ポスター発表ではA0の背丈くらいの紙に自分の研究内容を記載し

そのポスターを用いて発表します。

ポスター発表で慣れてきたら口頭発表になると思います。

 

ポスター発表では

自分1人 対 2~3人

の発表形式のため密な議論ができます。

 

また、聞きたい人のレベルに応じて

ポスターの報告箇所を割愛して話したりと

臨機応変に対応できます。

 

口頭発表では

自分1人 対 20~50人

の発表形式のためいろいろな視点からの質問が来て、議論ができます。

  

口頭発表をすることで、数多くの人に認知してもらうことができます。 

学会で発表する時の資料の作り方等に関してはまた別の記事で書いていきます。 

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