【大学院での研究】 投稿論文の出し方

研究がうまく進み、

学会で成果を報告し、

最後の詰めまでしっかり確認出来たら

いよいよ投稿論文を出すことになります。

 

投稿論文は英語執筆が一般的なので初心者にはハードルが高いです。

そもそも、普段からあまり使わない英語を

専門用語交えながら書くため初めての人は書けません。

英語もですが、構成含めて

まずは助教や教授の指導の下、書くことになります。

 

始めは書くべきストーリを相談することになります。

それから書くべき項目の順番が決まると思います。

順序として実験手法、実験結果、考察、先行研究内容・概要を書き、

参考文献は随時記載します。

 

先行研究内容・概要を最後に書く理由としては、

自分の研究のストーリーを書いた後に

それに合うように先行研究内容・概要のストーリを書くためです。

 

先に先行研究・概要を書くと、

実験結果と考察内容がその概要に合わせることになり

かえって考察が不自然になってしまうことがあります。

 

そのため実験手法、実験結果、考察、先行研究・概要の順が

最も書きやすく、かつ読み手も自然に読みめる内容になります。

 

書きやすさとして、

実験条件の項目は比較的書きやすいと思います。

実験条件を書くだけなので記載内容はある程度決まっていますし、

他の論文の表現の仕方を真似してもある程度なら問題無いです。

実験条件においては表現パターンがそこまで多く無いため

似たような表現を使用しても問題無いです。

 

実験結果、考察から一気に書くのが難しくなります。

そもそも英語の文法をきちんと理解しているか、というところはありますが、

それ以外に、投稿論文の英語で用いる文法が独特だからです。

高校で習ったような表現を使用することもなく、

科学の分野で一般的に使われる文法の知識が必要になります。

 

参考となる本は末尾に紹介しました。

内容は英語で書いてあり、

母国語が英語の人が文章を書くのに使う本のため、

正しい英語表現を学べます。

 

これを参照して、英語の論文を書いてみましょう。

書き終わったら、助教や教授に見せて添削してもらいましょう。

もちろん、添削によって真っ赤になって返ってきますが

英語の書き方の本の通りに書いたという軸がある状態で

修正するのとそうでないのとでは

その後の書くべき文章に差が表れます。

論文の書き方参考本↓

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